内定を獲得している学生は親との会話が多い
先日、ニュースで見たのですが、内定を獲得している学生の方が内定を獲得していない学生よりも、親と会話をする頻度が高いそうです。
親と会話すれば内定が取れるというわけではありませんが(笑)、これはとても面白いデータだと思いました。
親との関係って意外に難しいですよね。
誰よりも近い存在にいる分、距離間が難しい。
常に良好なわけではありません。
だからこそ、親とのコミュニケーションの取り方が、社会や仕事上での人間関係の築き方にとても大きな影響を与えるのだと思います。
尊敬や感謝、甘え、怒りなどの感情をどのように表現するのか、どのように相手に伝えるのか、親子関係からその人の癖みたいなものが出てきます。
自分の行動分析や性格分析をしていく中で、その根本にあるのは親との関係であることが少なくありません。
自分の心の奥底にある親への気持ちを見つけることがとても大事ですね。
ちなみに、経営をしていると、親との関係の確執が社員との人間関係に表れるとよく言われます。
経営本などでもよく取り上げられるテーマですが、本当だと思います。
特に創業社長は親との関係がうまくいっていない人も多いからかもしれませんね。
劣等感や怒りが創業のパワーになっていることもよくあります。
でも、いつか親との関係を見つめなおさないといけない時期が必ず来ます。
それによって、人間的に成長したり、器が大きくなる。
そんな苦労を重ねて、人徳を身につけていくものなのかもしれませんね。