大卒採用の低水準
昨日の日経新聞の一面。
もうすぐ4月ということで、最近、新卒採用の記事が大きく取り上げられることが多いですね。
日経新聞の調査によると、11新卒の採用人数は、10新卒に比べて3.1%増と、昨年よりほんの少し増えました。
しかし、ホッとするわけにもいきません。
34.5%の企業が採用を減らすと答えたそうです。
また、エントリー受付から内々定までの選考期間も1割強の企業で長期化しているとのこと。
ソニーや東芝、シャープなど、大手企業の中には採用計画を明らかにしていない会社も多く、もうすぐ4年となる大学生にとっては、まだまだ長い戦いが続きそうです。
当社のお客様である中小企業では、すでに内定を出し、採用活動を終了したところもありますが、多くの企業でこれから1~2カ月が選考の山場になります。
大手企業も中小企業も含めて、自分が何をしたいのか、しっかり自分と向き合って、本当に行きたい会社を見つけてほしいと思います。
頑張ってください。
そんな一方で、当社のお客様からは、立て続けに内定辞退で困っているという相談を受けました。
内定式も終わり、この時期に辞退する学生が何人もいるんですね。
いくつか内定を持っていたのか、社会人になることをやめたのか、その理由は定かではありませんが、採用環境の厳しいこの時期にも内定辞退があることにちょっと驚きました。