女性を多く雇う会社は業績がいい
先日、日経新聞に「女性活用で業績高めろ!」という記事が出ていました。
一橋大学准教授の川口氏によると、女性を多く雇う企業は業績がよいという調査結果が出たそうです。
男女の賃金格差は生産性の差以上に大きいとの推計もあり、女性を余り雇わない企業は利潤が低くなり、生き残れないはずだともインタビューでは話していました。
千葉キャリでは研修事業を行っていますが、研修のメンバーに女性がいるのといないのでディスカッションの盛り上がり方や質に大きな差が出ます。
実は、先週末に行ったリーダのための研修「先輩力養成講座」では、初めて男性のみの研修となりました。
心配だったのは、暑苦しさ(笑)ではなく、ディスカッションの質の低下でした。
パートナー講師とも話していたのですが、研修において女性がいるとディスカッションの質が上がる理由はいくつかあります。
男性は、女性がいることで張り切る。
一方、女性は男性の中にいることで負けてたまるか!とがんばる。
そんな意識が組織を活性化させるのでしょうね。
今年の採用活動を見ていて、活きのいい男性が採れないという悩みが多くあるようです。
特に新卒採用においては「草食系男子」の増加が顕著に表れています。
気がつくと最終選考に残っているのは、女性ばかりということも。
男女比率を気にする企業も多いですが、ここは「優秀な女性をうまく活用する」と割り切って、女性主体の採用活動に切り替えるのもありかもしれませんね。
新聞記事を見て、そんなことを感じました。