土曜日に千葉県の29大学が合同で行う就職応援セミナーを見てきました。

午前と午後に分かれ、全部で70社ほどの企業がブースを出展していて、幕張メッセには2000人を超える大学3年生が集まり、活気に包まれていました。

僕は、午後の部を見てきたのですが、大手上場企業を除いて、特に人気があったのは、ＩＴ系の広告会社とホテルだったように思います。

これから就職活動が始まるということで、多くの学生の顔には強い決意と希望を感じることができました。

彼ら、彼女らのまぶしいくらいの顔つきを見て、頼もしさを感じると同時に今の気持ちを維持して就職活動を乗り切ってほしいという祈りのような感情も湧いてきました。

というのも、秋口に様々なところで大学4年生向けの合同企業説明会が開催されていましたが、それらに参加していた4年生の顔つきをついつい思い出してしまうのです。

就職活動を続けている間に自信を失い、だんだん覇気がなくなって来る学生も多くいます。
4年生向けの合説では、明らかに疲れてしまっている学生の顔が数多くありました。

これから数多くの挫折を経験するでしょうが、気持ちで負けずに乗り越えてほしい。
おそらく、その場にいたすべての大学の先生方もそんな気持ちなのでしょう。

ある先生が話していた

「彼らを俺たち大人が疲れさせているんだなあ」

という一言がとても印象的でした。

11新卒はこれまでになく厳しい就職活動になると思いますが、ぜひ頑張ってほしいと思います。