新卒ニート3万人
今日の日経の1面の記事。
この春、大学を卒業した56万人のうち、6%にあたる約3万3千人が進学も就職の準備もしていないとのこと。
大半がニートで、学校から職場へのスムーズな移行が難しいという若年層の課題が浮き彫りになったと、何とも寂しい記事です。
これって学校や社会の問題として取り上げられることが多いけど、個人的には、家庭での教育の問題が大きいんじゃないかと感じます。
20歳を超えるまで、「働く」ということへの意味や意義、必要性を学んだり問われたりすることがなかったということなんだろうな。
僕の子供はまだ小さいので、親としてこれを伝えていくことの難しさは正直実感できていないので、余り偉そうには言えないけど、自分の子供はニートにはしたくないなあ。
そもそも、勤労って憲法で定められた国民の義務だし。
法律的にこの一文の解釈はいろいろあるのかもしれないけど、国民は、勤労の権利を有し、義務を負うとあるのだから、働ける人はしっかり働かないとね。
早い段階でこのことをもっと強く認識する必要があるんじゃないかと思います。
義務を果たさなければ権利の主張はできないですからね。