新卒採用企業の悩みは「内定者フォロー」
2013新卒の採用市場は例年よりも求人数が増え、比較的順調に進んでいるようです。千葉キャリのお客様でもすでに採用活動を終えたという企業様が増えてきました。
とはいえ、中小企業においては、これから採用活動を開始するという企業様も多くいらっしゃいますので、千葉での就職を考えている就活生の皆さんには、引き続き、千葉キャリをチェックしてほしいですね。
そんな中、企業の人事担当者の一番の関心事が「内定者フォロー」になりつつあるようです。
内定を出した学生を他社に取られないようにする事はもちろん、入社までモチベーションを保たせる工夫が人事には求められています。
エンジャパンの調査によると、企業の現在(7月)の悩みは、前月と変わらず「内定者フォロー(24.6%)」がトップとなっています。
前年に比べ「母集団形成(19.7%)」、「企業セミナー(9.6%)」に対する悩みが増加しているとのことで求人数が増加する中、学生の集客に苦しんでいる企業様も増えていますね。
内定者フォローに関して、学生アンケートを見てみると、「内定先企業からの連絡頻度」として「月1回以上」の割合が6割を超えています。
月に2~3回の連絡をする企業が2割近くもいるのにはちょっと驚きました。
内定者と定期的に連絡を取るのはとても手間暇がかかるものです。
中小企業においてもしっかりとしたフォローの仕組みを作ることが重要のようです。
学生が内定先企業とのコミュニケーションとして良い印象を持った内容としては、
「先輩社員との交流」や「同期との交流会」
といったものが多く挙げられています。
学生は、「どんな人と働くか」を直接知ることが出来るようなフォローを求めているようです。
また、学生が入社までに企業にしてほしいこととして、上記の2つのコミュニケーションの他、「研修」も結構高い数字となっています。
新しく社会人になるにあたって、職場での人間関係や自分の将来像、仕事そのもの(スキル)など、内定者は様々な不安を抱えています。
事前に不安を共有し、意識改革や基本的なビジネスマナーの習得など、自信をつけさせるきっかけづくりも大切です。
千葉キャリでも12月に内定者研修を開催します。
地元中小企業における内定者フォローの一役を担えるとうれしいですね。