素直に学ぶ人が伸びる
先日、ジェイックのHPから新入社員向けの資料をダウンロードしました。
佐藤社長の書いた「この会社を支えるのは新入社員の私だ」という冊子。
社会人1年目に、『仕事に対する望ましい考え方』『正しい習慣』を身につけてもらいたいということで書いたそうですが、いいことがいくつも書いてあります。
この本の活用方法として、まずはレポートを提出させなさいということだったので、早速、千葉キャリの新入社員の教育のために、本を読んだレポートを提出させることに。
せっかくなので、ということで、営業社員全員の宿題としました。
全部で20話あるのですが、社員それぞれ響くポイントが違いますね。
今回は、新卒だけじゃなかったので、当たり前のことですが。
弊社の新入社員のレポートでは、「冊子を読んで、2つのことを実践することを決めた」とありました。
それは、「素直に学ぶこと」と「自分との約束を守ること」です。
非常によい気づきで、非常によい心がけだと思います。
この冊子では、「素直に学ぶ人が伸びる」というテーマで、東洋大姫路の乾投手の事例を紹介していました。
東洋大姫路復活の立役者である藤田監督に、「伸びる選手と伸び悩む選手の違いは何か?」を尋ねたところ、即座に「素直さ」と答えたそうで、その「素直さ」が飛び抜けた選手というのが乾投手なのですね。
軟式野球の経験しかなく、実力的にも中くらいだった乾投手ですが、受けたアドバイスをすべて実行に移したそうです。
そんなことから、監督は間違ったアドバイスをしないように注意を要するほどだったと言います。
新人に大事なのは、自分のフィルターや自分の経験で物事を判断するより、まずアドバイスを実行することなんですね。
私は仕事柄、経営者とお付き合いすることが多いですが、優秀な経営者の方には、「素直に学ぶ」姿勢の強い方が多いですね。
先日も、フェイスブックである本を紹介したら、その方と2日後に会った時にはすでにその本を読み始めていました。
私より先輩で、私がアドバイスをもらう立場であるにも関わらず、私の情報からも学ぼうとする。
「この本買っちゃったよ」と本を見せられた時に、改めてその人のすごさを感じました。
「素直に学ぶ」
ぜひ、特に若いビジネスマンには実践してもらいたいと思います。