先日、久しぶりに転職セミナーを行いました。

セミナーのテーマは、「転職活動の基礎知識」

具体的には、
・求人市場の現状
・日本の経済環境
・中小企業の求める人材像
・面接での視点
・企業の特徴のつかみ方
などを話しました。

求職者の方と話していて感じたのですが、企業に応募する際に、

「その企業がどんな人材を採用しようとしているのか」を

想定できていない方が多いようです。

企業が採用したいと思う人材に求められる一般的な資質やスキルだけでなく、その企業の事業内容に即した要素をつかむことが大事ですよね。

そのためには、まずは、その企業が何を誰に売っているのかを把握し、仕事全体の流れをつかむ。

そうすることにより、例えば、営業事務職として転職を考えているのであれば、

・その企業の営業事務のもとに仕事が来るまでに、誰がどのように関わるのか
・伝票は多いのか少ないのか、
・今の仕事と比べて処理スピードが早くなるのか遅くなるのか、
・トラブルのもととなるのはどんなことなのか
などといったことが想像できるはずです。

それらを理解した上で、自己ＰＲや自分の経験、強みを話すことができるとよいですね。

セミナーでそんな話をしたところ、アンケートでは、
「会社の特徴から求める人材を判断するという考え方が勉強になった」
というコメントをいただきました。

伝えたいことが伝わるとうれしいですね。
このテーマのセミナーは就職活動に役に立つはずなので、今後も定期的に開催したいと思います。資料