1on1
今月から人事評価制度のシステムを変更にしたことに合わせて、個人面談のやり方も変えました。
これまでは四半期に2回、目標設定の進捗確認の面談を行っていたのですが、毎月1回30分の1on1ミーティングを取り入れることにしました。
ということで、昨日から、午前中は個人面談ラッシュ。
面談の順番は適当に組んだつもりだったのだけど、ふと先程、昨日は20代、今日は30代の社員にきれいに分かれていたことに気づきました。今日は昨日より話がおっさん、おばさん臭くなったりして😁
1on1とは、
その名のとおり、上司と部下で行う定期的な1対1のミーティングです。評価や管理のための人事面談とは異なり、部下の成長をサポートするための時間が1on1です。
1on1を通じて上司は、部下がどういうキャリアを考えているのか、どういう悩みを持っているのかということを把握し、部下のサポートを行います。人事面談が、評価者である上司から部下への一方的なコミュニケーションになりがちなのに比べて、 1on1は「対話型のコミュニケーション」になります。時には上司も自分のことをオープンに話したり、部下から気づいた点を共有してもらったりするような「対話」の場なのです。
とのこと。
参考記事:1on1とは? 従来の面談との違いや効果を高めるコツ
これまでも人事面談とは言いつつ、対話型のコミュニケーションは意識していたので、基本的に大きな違いはありませんが、近況や課題感、疑問、相談などをざっくばらんに聞く場はとても大事。
実際、皆、実は話したいことがいっぱいある様子で30分の時間があっという間に終わります。普段は加齢臭のするおじさんとは話したくないという顔をしている社員も饒舌になります。
せっかくなので、少しでも良い時間にしたいと、少し古い本ですが、「ヤフーの1on1」という本を読み直してみました。
1on1を行うに当たっての上司の心構えとしては
・話は最後まで聞く
・上司は先に自分の考えを言わない
・上司依存の関係にしない
・行動で終わる
とあります。
当たり前と言えば当たり前なのですが、ついつい先に口出ししてしまいたくなるもの。上司次第で1on1の価値が決まるわけですから、こちらもコミュニケーションスキルを磨かないといけませんね。ということで今日も頑張って話を聞こう。目指せ、石田純一。
ちなみに、昨日面談していて気づいたのですが、縦だけでなく横の関係においても1on1の関係って重要なのかもしれません。1対1だと複数人で話す時と違う話題が出たり、話が深くなりがち。特に部門や仕事内容が違うと、プライベートな雑談や相手の業務に関する話をする機会も少なくなるので、社員同士1対1で話す機会を作ることもありかもしれません。
ある社員から前の会社でペアランチといって、ランダムにペアを組んで会社の補助付きでランチに行くという制度があったという話を聞き、なるほどなと思いました。
弊社でも縦、横のコミュニケーションが活発になる仕組みをどんどん考えていきたいですね。