時間外勤務は年平均で350時間
出展:眠らない官僚(NHKNEWSWEB)
国が主導で行っている「働き方改革」ですが、そのお膝元ではまだまだ改革されていないようです。
官僚は国家公務員なので、労働基準法の対象外。ということで、残業100時間超は当たり前、時間外勤務は年平均で350時間とのこと。。。
昔は、社員が残業に疲れた様子を見せたら、「夜中に霞が関を見に行ってみろ!」「不夜城で働いている様子を見たら負けずに頑張ろうと思うよ」などと発破をかけたこともありますが、今では考えられないパワハラ発言ですね。
10年かけて当時では考えられないくらいに業務の生産性が上がり、働き方が変わってきましたが、国家公務員はどうなのでしょう?それこそITツールやAIなどをどんどん活用できそうな分野であるように思いますが、規制も強そうです。その辺りのことも知りたいので、公務員の求人を獲得しなきゃですね。
このスケジュールを見ていて大丈夫かなあと思うのは、いつ勉強するんだろう?ということです。官僚こそ豊富な知識を持った上で創造性を発揮する存在であってほしいもの。これではせっかくの優秀な人材がもったいなあと思います。
結果的に、官僚は下から練り上げた政策案を示すのでなく、上から降りてきた方針を短期で進めることを求められています。
それこそ、こんな仕事しかできなくなりますよね。
新入社員研修などでよく聞く話だと思いますが、仕事を緊急性と重要性の2つの軸でマトリックスにした際に、緊急性は低いが重要性が高い仕事を日常のスケジュールの中にしっかり落とし込むことが理想です。
スケジュールを見ると緊急性も重要性も高い仕事が満載のようですが、それだけでは行き詰まってしまいます。先を見据えた改革に一歩踏み出さないとですね。
官僚とは本来、リーダーシップを持って構造改革をしたいという情熱を持った人たちの集まりのはず。進み出せばすごい力を発揮するんだと思います。頑張って欲しいですね。