4月の内々定率は31.0%
2011年卒マイコミ内定率調査によると、11新卒学生の4月の内々定率は31%。
そのうち、「活動を続行する」と答えた学生は4割超とのことです。
3月が9.2%ということなので、この1カ月で大幅に伸びたものの、昨年のマイコミのデータでは、4月の内々定率は47%なので、就職活動が厳しいものになっていることが見て取れます。
ちなみにその前の年(09新卒)は60.6%。
この厳しい環境の中で、内々定を取ったとしても、本当にそこが自分にとってベストなのか不安はあるのでしょう。
4割を超える学生が就活を続けるという気持ちもわかります。
ちょうど昨日、千葉キャリでイベントインターンとして合説を手伝ってくれていたUさんから内々定を獲得したとの報告がありました。
彼女なら大丈夫!と思っていましたが、うれしいですね。
少し前の近況報告ではちょっと弱気になっていたようですが、これで自信を取り戻したことでしょう。
そんな彼女も、まだ他にも受けたい会社があるということで、就活を続けるそうです。
今回のアンケート結果とかぶりますね。
内々定を獲得し、心に余裕を持って就活が続けられればいいですが、余裕のない就活を続けている子は就職活動の長期化で大学の授業にも影響が出ているようです。
先日、yahooのニュースにもそんな記事がでていました。
確かに3年生の秋口から1年近くも就活が続けば、学業どころではありませんね。
採用活動は休日や夏休みにしてほしいと企業に要望している大学もあるようです。
実際に、キヤノンマーケティングジャパンは先月、選考を夏休みの8月以降にすると発表したとのことです。
企業の採用活動のあり方も見直す時期に来ています。