平成26年度 新入社員のタイプは「自動ブレーキ型」
公益財団法人日本生産性本部が発表する毎年恒例の新入社員のタイプ。
平成26年度は、「自動ブレーキ型」だそうです。
知識豊富で敏感。就職活動も手堅く進め、そこそこの内定を得ると、
壁にぶつかる前に活動を終了。何事も安全運転の傾向がある。
人を傷つけない安心感はあるが、どこか馬力不足との声も。
どんな環境でも自在に運転できるようになるには、
高感度センサーを活用した開発(指導、育成)が必要。
というのが背景だそうです。
この新入社員タイプの発表は毎年楽しみにしているのですが、
今年は今一つピンときませんでしたね。
2月、3月に何度か会社説明会を開きましたが、毎回数人は内定を持った学生が
参加していたので、壁にぶつかる前に活動を終了というのがうーんという感じですかな。
弊社に限って言うと、今年の新入社員の方が「安全運転」感がありますね。
平日は、「翌日があるので」と飲みに行きたがらないし、
冒険とか無茶とかを極端に避ける傾向を感じます。
そんなことで、ふと去年の新入社員のタイプを調べて見ると、「ロボット掃除機型」でした。
一見どれも均一的で区別がつきにくいが、部屋の隅々まで効率的に動き回り
家事など時間の短縮に役立つ(就職活動期間が2か月短縮されたなかで、
効率よく会社訪問をすることが求められた)。
しかし段差(プレッシャー)に弱く、たまに行方不明になったり、
裏返しになってもがき続けたりすることもある。
能力を発揮させるには環境整備(職場のフォローや丁寧な育成)が必要。
うちの新卒は皆個性的で見分けはつきやすいのですが、確かに
段差に弱かったり、裏返しになってもがき続けている人はいますね(笑)
でも、総じて素直だし、ガッツがあるなあ。
と、誉めて終わっておこう。
まずは今年の新入社員の自動ブレーキをはずすことが私の仕事かな。