海外の採用事情
今月の日経ビジネスに「日本企業は地球どこでも人手不足」
という特集が組まれていました。
国内では求人数が増え、全体的に人不足というのは周知のことですが
海外でも採用が難化しているんですね。
一昔前の感覚で、日系企業のブランドや人気をイメージしていると
時代錯誤と笑われてしまいそうです。
採用難の理由はいくつもあるようですが、そもそも新興国をなめている
ということが書かれていました。
・日系企業の給与は最低水準
・採用、人事が差別的
・日本式を押し付ける
といったことが日系企業の不人気につながっているようです。
その中でもうまくいっている会社は、
給与水準をグローバル化したり
日本式を捨て、お試し入社や海外研修比率を増やしたり
と、様々な工夫をしているとのことでした。
その国の文化や風土、人に合わせて採用力強化のための
試行錯誤を行うことが必要なわけですが、これは国内でも
同じことですね。
・人事制度を変える
・福利厚生を充実させる
・研修制度を整える
・フェアな評価制度を整える
どれも中小企業においても検討する必要のあることばかり。
記事では
「自分たちの採用・人事が国際的に通用しないと自覚することがまずは大切」
とありましたが、グローバルには程遠い我々も自分たちの採用・人事が
洗練されているかどうかをしっかりと振返る必要がありますね。
採用・人事の海外事情を知ることもとても大事。
非常に勉強になりました。
興味のある方はぜひ読んでみてください。