マイナビがITエンジニアの転職意識調査を行いました
マイナビが行った「ITエンジニアの転職意識調査」
転職意向があるIT技術職(エンジニア・プログラマー等)で25歳・30歳・35歳の
正社員及び契約社員を対象に初めて実施したそうです。
500名が対象だったようですが、対象者の使用言語調査等が参考になりました。
全体では、「HTML」が46.6%で最も高く、次が「Java Script」「Java」で40%
その後は、「CSS」29.8%、「VBA」 27.8%、「C」23.0%、「C#」19.0%
といった感じでした。
全体のトピックスとして上げられていたのは3つ。
①エンジニアの約半数が現在の「給与の低さ」に不満を持っている
現在、仕事上でいただいている不満という問いにおいて
1位:給与が低調 45.2%
2位:仕事、評価と単価が合っていない 24.8%
3位:指示があいまいすぎる 22.4%
4位:突発的なトラブルが発生する 20.0%
2位も給与面ですので、圧倒的に給与に対する不満が高いんですね。
仕事の忙しさに比べて給与が割に合わないと感じている人が多いんですね。
②「関わりたいプロジェクトの条件」は「技術者を軽視しない環境である」が最多で約4割
1位:技術者を軽視しない環境である 39%
2位:世の中に役立つものを開発できる 36.2%
3位:最先端の技術を学ぶチャンスがある 33.8%
年代別で25歳では「世の中に役立つものを開発できる」が一番となっていました。
私はエンジニアではないのでなかなかイメージできませんが、
技術者を軽視する環境というのが思いのほか多いのでしょうか。
1位の「技術者を軽視しない環境である」というのには驚きました。
③「今後のキャリアプラン」は約4割が“安定”と“プライベート”を重視
1位:安定した環境で働きたい 38.8%
2位:仕事より家庭(プライベート)を大事にしたい 37.8%
3位:プロジェクトマネジメントスキルを磨いていきたい 25.8%
4位:もっと人脈を広げたい 23.6%
1位の「安定した環境で働きたい」は若い世代ほど割合が高くなっていました。
忙しいが故の結果でしょうか。
スキルやキャリアビジョンよりも安定やプライベートが先になっているのは
驚きました。
また転職先を決めるポイントとしては
1位:残業、休日が適正にとれて生活にゆとりができる 42.2%
2位:会社に将来性、安定性がある 34.2%
3位:希望の勤務地である 27.6%
4位:転勤がない(少ない)23.2%
となっていました。
働く環境面が上位に来ているんですね。
それだけ環境が厳しいということでしょうか。
勤務地に対する要求も非常に高いようです。
とても参考になりました。