時代遅れ
2月から5,6年ぶりにテニスを再開し、スクールに通い始めました。2ヶ月ほど経ち、大分感覚が戻ってきてかなり良い感じで打てるようになってきました。
そんな中、昨日、衝撃的な出来事が。。。
レッスン中にコーチにサーブのアドバイスをもらう機会があったのですが、持病のある肩への負担を減らしたいという話をしたら、「ラケットを変えてはどうですか?」と言われたのです。
なんでフォーム以前にラケット?と意味がよくわからなかったのですが、コーチのラケットを借りてびっくり。めちゃくちゃ軽いし、ボールがめちゃくちゃ飛ぶ。驚いて目を白黒させていると、コーチに笑いながらディスられました。私の使っているラケットはいつの時代のものですか?というくらいの化石みたいなラケットだそうで。確かにラケットを買ったのは、7,8年前。当時出たばかりのyonexの最新のラケットだったので、私は今でも新しいラケットを使っている気でいたのですが。。。
ラケットはガットを張っているだけで、フレームなども劣化してくるそうです。ガットを張ったまま置きっぱなしだった7,8年前のラケットはエンジンオイルすら変えずに放置しっぱなしだった中古車と同じと言われました。
なるほどと感心し、スクールの他のメンバーのラケットをみたら、皆、新しいモデルのものばかり。取り残された感じで笑ってしまいました。
でも、笑ってしまったのは、取り残されていたことだけでなく、自分が時代遅れのラケットを最新モデルだと思いこんで使っていたことの怖さを感じたからです。
あ、俺ってこんなに周りや環境が見えていないんだって。テニスだけでなく仕事においても知らず知らずのうちに時代にあっていない手法を続けているのではないかと危機感を感じました。
様々な技術や考え方が進化して、ツールやサービスがどんどん改良されています。それを使ってみて初めて気づくことも多いもの。例えば、自分の車にしてもアイサイトの安全性、利便性を知ったことでアイサイト機能のない車には乗りたくなくなりました。事故率が圧倒的に変わることが肌身でわかりますから。
会社においても、マネジメント方法、コミュニケーションの取り方、業務フロー設計、組織内のルールなどなど、新しいサービスやツールのトライアルは常にやっておくことが大事だなあと改めて感じました。特にこんなにアンテナの低い自分であれば、なおさら、情報収集には余念がないように勉強しないと。そんな気づきを感じた週末でした。
ちなみに、コーチに借りたラケットは、バボラのピュアドライブ。
HPをみるとなんだか良さげなことがいっぱい書いてあります。
ENLARGE STRING PATTERN
ストリングパターンを上下に広げ、スイートエリアを拡大。オフセンターショットを含むあらゆるショットのパワーアップを実現しました。DIAMOND GROMMET WOOFER
ウーファーをインサイド化した新形状のダイアモンドグロメットを採用。ストリングの可動域を微調整し、ホールド性、快適性、コントロール性を最適化しました。NEW BUMPER SYSTEM
空気抵抗を抑えた新しいバンパーシステムによりスイングスピードと操作性も向上。
こりゃ自分のラケットとはぜんぜん違うわということで、早速購入しました。次のレッスンが楽しみです。ただ、先月ガットを張り替えたばっかりだったので、できればその前に言ってほしかった。。。