自覚・有能へ
昨日は、助成金を活用した「営業職向け新入社員研修」をご紹介する
無料セミナーを開催しました。
私自身、保険会社で4年営業した後、コンサルティング会社に営業職として
転職したのですが当時、全く仕事についていけなかったのを覚えています。
その時に感じたのは、「営業」というものを全く勉強してこなかったということ。
OJTとはいうものの、実質は「先輩の見よう見まねで頑張れ!」という放任状態。
試行錯誤して何とか最低限の仕事はできるようになったけど、新規開拓主体の
営業が務まるレベルには程遠かったわけです。
転職して初めて、営業に関するいろいろな理論があることを知ったという有様でした。
PDCAも知らなかったですからね。
そんなことから、営業職についた早い段階で基礎的な知識や、顧客志向の
営業マインドを身につける研修というのが大事だと感じています。
今回の研修を担当する講師の先生が研修の意義を説明してくれたのですが、
とてもわかりやすかった。
今回の研修のテーマは、「トップセールスに育てる」ということなのですが、
トップセールスというのは、「自覚・有能」という状態です。
正しい仕事のやり方を理解していて、なおかつスキル、能力がある
という状態です。
新入社員は「無自覚・無能」から始まるわけですが、「自覚・有能」に
たどり着くには、2つの道があるというのです。
(無能というのは、スキルがないということで差別ではありませんよ)
①「無自覚・無能」⇒「無自覚・有能」⇒「自覚・有能」
②「無自覚・無能」⇒「自覚・無能」⇒「自覚・有能」
先輩の見よう見まねで試行錯誤する中で仕事ができるようになると言うのは
①の「無自覚・有能」の状態です。
どのようにしたら実績が上がるかは自覚できていないが、自分はできると
いう状態ですね。
仕事ができるからいいのですが、こういう人は「自覚」をしていないので
部下や後輩に仕事を教えることができません。
新入社員時代の私のOJTトレーナーもこのタイプの人でした。
中小企業には特にこの状態の人が多い気がします。
この人が自覚するようになると理想の状態になるのですが、
結局は②より時間がかかると言うことなのです。
②は「自覚・無能」
能力はまだついていないけど、正しい仕事の仕方は分かっている
と言う状態です。
早くこの状態を作ることで「自覚・有能」に到達するスピードは速くなる。
だから、早期の研修が大事ということなのです。
自分自身の経験を踏まえてもとても説得力のある話でした。
ということで、営業職として早期にレベルアップを目指すのであれば、
ぜひ「千葉キャリ」の営業研修のご活用ください(笑)
2月にまたセミナーを開催する予定です。