情報をリンクする力
千葉キャリでは、営業担当者の日課として
「日経新聞を読む」ということが義務付けられています。
ビジネスパーソンとして当たり前だと思うのですが(笑)、
中小企業では新聞や雑誌を読まない人が案外多いんですね。
うちの新入社員も学生時代に新聞を読んでいませんなどと
のたまわれるので、強制的に読ませています。
半年もすると習慣化されるので、逆に読まないのが気持ち悪い
という状態になっている(と思う)のですが、残念なのはその読み方。
それぞれの記事や情報がなかなかリンクしないんですね。
先日も朝礼で、テスラモーターズやアリババの話をしたのですが
「知らない」という雰囲気がガンガン伝わってきます。
で、心配になって「知ってるよね?」と聞くと、
「いえ・・・」との返事。
ガビーン
毎日新聞を読んでいて何度も目にしているはずなのですが、
頭に入っていないようです。
興味のない分野をいつの間にかシャットアウトしてしまっているのか、
はたまた、読んでいる振りをしているだけのか。
新聞がよれているので、まさかそんなことはないと思うのですが。。。
そんな姿を見ていて、「情報をリンクさせる力」が大事だなあと感じました。
「あ、その人の話、あそこでも聞いた」とか、
「それってあの話と本質同じですよね」
的な会話をしてほしい。
これってどうやって育てればいいのだろう?
継続的に考える癖をつけることが一番だと思うのだけど、
好奇心の強さがレベルアップのスピードに寄与する気がします。
それも知的好奇心。
「なんで?」という疑問を持つと調べられずにいられない性格って
厄介ですが、それが知的好奇心の原点かもしれません。
そんな知的好奇心をくすぐるような仕掛けをしていきたいものです。
まずは、杉下右京をイメージして相棒ごっこでも始めようかと思います。