前兆に敏感に
先月からアキレス腱周囲炎という怪我に悩まされています。名前の通り、アキレス腱の周囲、特にかかとがめちゃくちゃ痛いのですが、しょぼい名前とは裏腹に、なかなかしぶとい厄介な怪我のようです。
腰痛と同じように持病化し、なかなか完治しないと。整骨院の先生曰く、いっそアキレス腱が切れてしまった方が、リハビリも含めて治しやすいほどだとか。アキレス腱切れるとか怖すぎる。。。
そんなこの怪我も、痛みが生じるまでにはものすごい疲労の蓄積と時間がかかるということで、前兆があったはずなのです。その前兆を見逃し、対処してこなかったことが重症化している要因です。
その先生が話すには、子供の怪我や病気がすぐに治るのは、痛みなどの前兆があるとすぐに泣くなど訴えるので、親が気づき早期に治療ができる。一方、大人は1日待てば回復するかもなどと考え、対処を先延ばしにするので、その結果、怪我の深刻度が増す傾向にあるとのこと。
この話を聞いてなるほどと思いました。これは、怪我だけの話ではありませんね。
会社においてもいろいろな問題が生じます。営業活動の問題、人間関係の問題、メンタルの問題など。いずれにおいても、大きな問題になる前に前兆があるはずで、その前兆を掴むための仕組みを作り、変化に敏感になることが大事だなあと改めて思いました。
千葉キャリでは、休み明けの今週に月1回の1on1を行いましたが、社員との定期的な面談は、変化や問題の前兆をつかむとても重要な機会です。こういう仕組みを大切にしないとなあと、湿布を貼りながら、気を引き締めてみました。
ちなみに、この整骨院のロッカールームである患者さんがぎっくり腰になったそうですが、すぐにその場で治療できたので3日で完全に痛みがひいたとのことでした。一般的に、ぎっくり腰をして直後に治療を受けることは難しいもの。通勤や仕事をしながらだとものすごく長引きますよね。初動が速いと3日で治るんだとびっくりしました。
今回の怪我は初動が遅かったので、まだまだ時間がかかりそうです。怪我のメカニズムをネットで調べてみると、前兆として現れる症状に思い当たるものばかり。もっと早く調べればよかったと思う一方、知識がないことの恐ろしさも感じますね。
医者からはできるかぎり足を使わないようにと言われていますので、1ヶ月くらい自宅のベッドでリモートワークしようかしら。