仕事のできない経験者は即害力
先日、ある会社から人材を「経験」と「能力」で4つにセグメントした話を
聞いたのですが、とてもわかりやすく面白かった。
①経験が豊富で能力の高い人材:即戦力(仕事ができる経験者)
②経験が浅くて能力の高い人材:戦力 (仕事ができる未経験者)
③経験が浅くて能力の低い人材:戦力外(仕事ができない未経験者)
④経験が豊富で能力の低い人材:即害力(仕事ができない経験者)
企業が一番欲しいのは①の即戦力ですが、ここはなかなか採用できないもの。
だとするとやはり狙うは②となります。
ここに中小企業が新卒採用に力を入れる理由があるんですね。
得てして④の「仕事ができない経験者」を採用しがち。
経験はあるものの能力の低い人材は、会社にマイナスの影響を与えます。
まさに即害力。
企業は即害力を取らないように細心の注意を払う必要がありますね。
一方、働いている側も即戦力にならないと転職市場では市場価値が
なくなってしまうので、「仕事ができる人材かどうか」を
セルフチェックすることが大事ですね。
能力の高い人は経験が浅くても仕事ができるものです。
いわゆる「仕事力」とでもいうのでしょうか。
私は「仕事力」のベースは報連相やTB力だと思いますが、
仕事ができる人材になるためには、早い段階でそれらの能力を
確立するためのトレーニングが欠かせませんね。
確立するためのトレーニングが欠かせませんね。