職場で短パンはOKか?
先日、NEWSPICKSに興味深い記事がありました。
「カジュアルな服装OKの職場」で、着る服はどこまで自由でいいのか
働きやすい職場を考える時に、服装をどこまで自由にするのかは結構悩みどころだと感じています。
千葉キャリでは、オフィスカジュアルOKとしているのですが、どこまでがオフィスカジュアルでどこまでがカジュアル?という線引が難しいところ。
色の濃い落ち着いたジーンズは良いように思いますが、色の落ちたジーンズはどうなんだろう?
スニーカーは黒や茶ならいいけど、白はだめ? などなど。
くだらないことのようなのですが、組織を運用する上では結構大事な問題だったりします。
社員の自由な判断を尊重できる社風にしたいのですが、記事にあるように
たとえば同僚の知るある企業では、金曜日にはジーンズを履いてきていいことになっているが、社員に対し「臀部の割れ目が見えてはならない」というお達しが出たという。
という状態に陥ることも想像できます。
実は、5年ほど前に、夏は社内にいる時は短パンOKにしたことがあります。楽でよかったのですが、社内の雰囲気がだれすぎて、これでは売上が上がるはずがないと感じたのですぐにやめました。さすがに企業訪問する可能性のある担当者にスウェットの短パンで仕事されると私的には、
心が「休暇」モードに入っている
と感じてしまい、許容できなかったのです。
短パンは別にしてもオフィスカジュアルに関しては、まさに記事にあるように
問題の過半は、多くの企業がビジネスカジュアルの定義をはっきり示していないことにある。
わけですが、この定義付けが意外に難しい。
営業職であれば、「突然お客様先に訪問することになった時に、お客様先に訪問しても受け入れられる服装」くらいの定義にして、後は自分で考えてもらうのがよいのかなあ。
「職場において、自分の服装は適切かどうか」という視点である程度自由にオフィスカジュアルを推進していきたいですね。夏の暑い時期などはTシャツで涼しく働いた方が生産性が上がりますし、通勤のストレスも減るので、私服OKまで幅を広げたいところ。許容範囲があうんの呼吸で定められる距離感が取れていると楽だなあ。
ちなみに私自身は金融出身でスーツにネクタイが当たり前の堅い世界にいたせいか、ジーンズやスニーカーでお客様に会うのは抵抗があるのが事実。上司によっては白のワイシャツが当たり前で、新入社員の時にグレーのワイシャツを来ていったら上司に個室に呼び出されて説教された経験がありますからねえ(笑)人によって大きく価値観が違うのも調整の難しい要因ですね。