ありがとうの反対語は
子供の教育のためにまずは自分の教育ということで
を読みました。
本当にいい本でした。
さすが、到知出版社。
中でも特に心に残ったのが2つ。
「勇気」と「感謝」の項目です。
勇気
新たなことにチャレンジしようとした時に、心の中に小さな火がつく。
しかし、たいていの人はその日を自分でバケツの水をかけて消してしまう。
でも勇気のある人は、この小さな火を大切にしていく。
それが成長。
そんなことを紙芝居を通じて子供に説明するそうです。
その結果、学級委員の選挙ではいつも二桁近い子が立候補すると。
さらに勇気を出した子(立候補した子)はべた褒めする。
「勇気を育てる」わけです。
バケツの水をかけるという癖ではなく、勇気を出すと言う心の癖をつける
ことが大事というのは本当にごもっともですね。
感謝
友達が作れない、友達とうまくいかないと言う悩みを持つ子に多い特徴。
それは、◎◎してくれないという発想。
その発想には「感謝」が足りないこと多い。
このことを子供に伝えるときに話すのが、「ありがとう」の反対語の話だそうです。
早速、今日の朝礼でこの話をしてみたのですが、
「ありがとう」の反対語ってなかなかわからないものです。
漢字で書くとわかりやすいのですが、ありがとうの語源は「有り難い」。
だから、反意語は有り易い、つまり「当たり前」となるわけです。
親が食事を作ってくれるのは当たり前、
自分が困った時に誰かが助けてくれたのは当たり前
などと思っていたら、「ありがとう」は出てきません。
なるほど!という話でした。
何事も「当たり前」と捉えないことが大切ですね。
道徳を学び直して人格者を目指してみようかな!