野心のすすめ
失礼ながら写真の迫力に押されて買う気がおきなかったのですが、
あるお客様に勧められて、林真理子の「野心のすすめ」を買ってみました。
その会社では社員に自分の将来にビジョンを持ってほしいとのことで
課題図書にしているそうです。
最近の若者には「野心」が足りないとのことで、
野心の塊であった林真理子氏が、自身の体験をもとに
勇気づける目的で書いた本のようです。
まだ半分しか読んでいませんが、若い人に読ませるにはなかなかいいかもしれません。
くすぶっている感があるのなら変わるきっかけになるかも。
読んでいて、私が共感したのは、2つ。
現状がいやだと思ったら、とことん自分と向き合うこと
「無知の知」という言葉があるように、
自分が何も知らないということを知っている人間は、
自分が無知であることを自覚していない人間よりも
もっといろいろなことを知りたい、学ばなければならない
と思える点で勝っている。
まずは、そのことに気づくことが大事だと。
自分の無知さ、無力さを思い知った時、大きなエネルギーが湧きますよね。
私も、つい先日キャリアカウンセリングをしていて、ものすごい無力感を感じ、
もっと精進しなきゃと頑張っております。
やってしまったことの後悔は日々小さくなるが、
やらなかったことの後悔は日々大きくなる
林真理子のモットーだそうですが、確かにその通り。
やりたいと思ったことにはすべてチャレンジしてみたいですね。
起業前に、「あの時に起業しておかばよかった!」と後悔する何人もの年輩の方の話を
聞きながら、こうなってはいけない!と思って、自分を奮い立たせたのを覚えています。
この本を読んで「とりあえず食っていければいいではない人生」を
歩みたいと思う人が増えればいいですね。