千葉のインターン生の就活体験記~エントリーシート編~
今回は「エントリーシートの書き方」についてです。
「え?もうエントリーシートについて考えなくてはいけないの?まだ早いような……」と感じた就活生もたくさんいるはず。
確かにこの時期から考えるのは早いかもしれません。
しかし、私が就活をしていて一番苦労したのがエントリーシートだったので、早めに情報を伝えたいと思って今回取り上げることにしました。(あとは私の記憶が曖昧にならないうちに……という意味もアリ笑)
それでもまだエントリーシートについて考えるのは早いと思うので、頭の隅っこにでもこの情報を入れておいてもらって就活時に思い出してもらえれば嬉しいです(笑)。
今回エントリーシートに関して、以下の4項目をピックアップしていきます。
- エントリーシートとは何か
- エントリーシートで書く項目、問われる項目とは何か
- エントリーシートを書く上での心得!
- エントリーシートのどこを見ているのか、採用担当や経営者の視点から
1.エントリーシートとは何か
★就活の第一関門。エントリーシート無くして、就活は始まらない?!
エントリーシートが通過しなければ、筆記や面接などのその後の採用活動にすら進めません。
また、大手企業になるとエントリーシートを足切りの材料として使うのがほとんどで、通過しないと会社説明会にすら参加できないなんてことも。
★エントリーシート1枚で、学生のことが分かる“履歴書の詳細版”のようなもの
名前や住所、学歴などの個人の基本情報から、志望動機や特技、学生時代に頑張ったことや自己PRなどをまとめます。
★パソコンで作成するものから、手書きのものまでタイプは様々
どのくらいのボリュームでまとめれば良いかと迷いましたが、手書きであればA4で2枚程度が一般的かと思いました。
また「エントリーシートのみ」、「履歴書のみ」、「エントリーシートと履歴書の両方」と提出書類も企業によって様々でした。
2.エントリーシートで書く項目、問われる項目とは何か
【基本編】
・氏名、性別、生年月日、現住所、電話番号、メールアドレスなどの個人情報
帰省先の住所も合わせて書くこともあります。
番地等は○‐○○‐○と略さずに○丁目○○番地の○というように正確に書こう。
・エントリーシートの提出日
手書きのエントリーシートで書くことが多かったです。提出日(投函した日)を書けばOK。
・証明写真
万が一写真が剥がれてしまった時の為に、裏面に大学名と名前を書いて貼ります。もちろん枠内に収まるように丁寧に!
パソコンで提出の場合は写真を既定のサイズにアップロードすればOK。
・学歴
最初の行の真ん中に「学歴」と記載してから学歴を書き始めよう。明確な決まりはありませんが、高校入学から大学卒業見込みまで書くのが一般的。略称は使わず正式名称で記載し、学部・学科・コースまでしっかりと。和歴と西暦を、必ずどちらか一方に統一しよう。
・免許、資格
これも正式名称で書くことを忘れずに。仕事で使えるレベルの資格免許を書くべきですが、珍しい資格を持っていれば採用担当者の興味を引き面接で聞かれて話が広がることもあるかも!
・趣味、特技
ただ単に、「海外旅行」「テニス」と簡潔に書くのはダメ。
「旅行:大学三年間のうちに○○などを含む○カ国を訪れました」「テニス:中学○年生から大学○年生までの○年間習っていました」など具体的に書こう。
・得意科目、卒業研究
これも「社会学」「卒論テーマ○○○について」と簡潔に書かずに、具体的に相手に伝わるように意識して!
・長所、短所(強み、弱み)
これも、理由やエピソードを付け加えることで説得力プラス。
短所は「このような努力をして短所を直したい」など、短所をできるだけポジティブに捉えて改善していきたいという意思表示を踏まえて書くことが大切。私は「過剰な心配性」が短所だったので、それを逆手にとって「心配性故に大学での提出物等は、常に早めに提出することを心がけた」というエピソードを書きました!
また、短所「人との待ち合わせによく遅刻する」など、あまりにも社会人としてふさわしくない、改善の余地が無い場合は別の短所を挙げた方がよいかも……
・自己PR
初めに「私は我慢強い人間です」など、簡潔に結論を述べることで読み手に一発で自分自身がどのような人間なのかを伝えよう。
その上で、抽象的な表現は避けつつ、具体的なエピソードを挙げながら、より説得力のある文章に。ちなみに私は、アルバイトや部活動を通して得られた「ド根性精神」をキーワードに自己PR文を書きました!
・学生時代に頑張ったこと
自己PR同様、まずは結論から。
「結論→具体例→そこから得られた成果や考え→今後その考えをどのように活かしていきたいか」という順番で書くとより相手に伝わりやすくなる。
ここで重要なのは、頑張った経験の大小ではなく、「挫折や経験をどのような工夫や努力によって乗り越え、そこからどのような成果を得られたか」という具体的なエピソード。ちなみに私は部活動のエピソードを取り上げ、そこから得られた「最後まで諦めない、粘り続けることのできる力」は……という流れで書きました。
・志望動機
自分自身の経験や、興味関心から志望動機を導き出せるとGood。
これらが「企業の事業内容とマッチしているか」、「自身の長所が企業にとって強みになり、役立つ人材になり得るのか」が志望動機を書く上で重要な点になってきます。
ただ単に企業に対する願望を書くだけではダメ!何も響かない!!!
【番外編】
~私が体験した、変わり種の質問例~
・あなたが会社を選ぶうえで重要だと考える軸とその理由
・なぜ働くのか、その理由
・自社の強みや特徴を踏まえたうえで考えられる新製品や新企画
(学生の企業研究の成果や想像力を見ているのだと思いました。)
・○○に関するキャッチコピーを5個考える
・希望職種とその理由
・入社後に成し遂げたいこと
・将来の夢や実現させたいこと
・将来働く上で英語力は必要か否か
・勤務地の希望
・「自社製品と私」をテーマにしたエピソード
3.エントリーシートを書く上での心得!
・誤字脱字は厳禁
・丁寧にわかりやすい字で書く(綺麗な字を意識する、小さすぎず大きすぎない字)
・過度の空白はないように
・会いたい!と思わせる内容にする(相手はこちらのことを知らないので、文章から「私」をイメージできるよう具体的に)
・抽象表現は避けて具体的に書く
・エントリーシートから、企業は何を知りたがっているのかを理解して書く
・手書きエントリーシートで判子を押す場合は、必ず最初に押すこと!(全部書いてから押印を失敗した時のショックは大きいです…)
・Webエントリーシートは見やすいよう、重要点を太字にしたり段落を変えたりと見やすい工夫をする
4.エントリーシートのどこを見ているのか、採用担当や経営者の視点から
これに関しては、千葉キャリの経営者などに話を聞き別途更新する予定です!
今回はエントリーシートの書き方だけでなく、質問例も書いてみました。
エントリーシートを書くのはだいぶ先の話ですが、エントリーシートで聞かれる項目は
サークル、部活動、アルバイトなど就活生がちょうど今取り組んでいることばかりです。
今の頑張りはきっと就活でタメになるはず!!まずは目の前のことに全力で取り組もう!!