一人一人と向き合った採用活動
少し前まで、新卒採用は確率論なので中途採用より楽だという話もあったくらいですが、
ここ最近は激変しました。
ここ最近は激変しました。
就職サイトに掲載⇒母集団を確保⇒グループ面接⇒個人面接⇒内定
といったノーマルな選考の流れだけでは欲しい人材が確保できなくなっています。
母集団を増やすだけではダメだということで、多くの会社が、
優秀な人材と出会うために様々な工夫を始めているようです。
優秀な人材と出会うために様々な工夫を始めているようです。
採用に直結しないセミナーを開催し、学生の関心の幅を広げる。
ゲームや面白イベントを通じて枠に収まらない人材を集める。
一芸入社で飛び抜けた能力を評価する。
ゲームや面白イベントを通じて枠に収まらない人材を集める。
一芸入社で飛び抜けた能力を評価する。
などなど。
こういった入口の工夫がある一方で、縁のあった学生の資質を見抜くため、
一人一人と向き合った選考をすることも大事になってきています。
今日の日経に載っていたのはOKIの事例。
集団面接を廃止し、個人面接のみにするそうです。
1人の学生に人事担当者2~3人がつき、30分間みっちり話をする。
300人の学生の面談を終えるのに約1か月かかるとのことで、
その間の人事担当者の休日は一切なしというから大変です。
集団面接を廃止し、個人面接のみにするそうです。
1人の学生に人事担当者2~3人がつき、30分間みっちり話をする。
300人の学生の面談を終えるのに約1か月かかるとのことで、
その間の人事担当者の休日は一切なしというから大変です。
大きく変わってきていますね。
採用に時間をかけると言えば、有名なのがネッツトヨタ南国。
同社では1名の採用に最低でも30時間以上をかけるそうです。
1回5時間の面接を3か月の間に5,6回。
毎回異なる社員が面談し、その学生が一緒に働きたい人物かどうかを皆で考えるのがポイントだとか。
ネッツトヨタ南国の横田会長の言葉が熱い。
「常に自分たち以上の人間の集団をつくろうと努力し続けることが、
よりよい会社をつくります。
即戦力を優先して中途採用しかしない会社も多いようですが、
一旦社会に出て異なる文化を体得した人を教育し直すのはなかなか難しい面もあります。
自分たち以上の人間の集団をつくるなら、できるだけ良い人材を、
それも良い新卒を採用して一から教育する必要があると私は思います。」
よりよい会社をつくります。
即戦力を優先して中途採用しかしない会社も多いようですが、
一旦社会に出て異なる文化を体得した人を教育し直すのはなかなか難しい面もあります。
自分たち以上の人間の集団をつくるなら、できるだけ良い人材を、
それも良い新卒を採用して一から教育する必要があると私は思います。」
まさに新卒採用に取り組む意義ですね。
1回、2回会ったくらいじゃなかなか分からないからなあ。
うちももっと一人一人と向き合った採用活動をしなきゃ!
それにしても5時間面接って何を話すんだ。
酒なしには無理だな(笑)