面接時間が短い・長いで合否はわかるのか
面接にかける時間は特に決まっていないので、人によって差が生じます。
面接時間が長く、話も盛り上がったので合格かと思いきや、不採用という経験はありませんか?
ですが、面接時間が短いと手応えがなくて「不合格なのでは」と不安になりますよね。
面接時間の長さで合否はわかるものなのでしょうか。
面接が短くなる理由
人柄重視の場合、長い時間をかけなくても判断できるので、面接時間が短くなります。
面接官は人を見ることに慣れているため、大体5分も話せば相手の人柄はわかってきますし、面接担当によってはもっと短い事もあります。
また、質問に対して回答が的確で、特に突っ込んで聞くことがない場合も短くなります。
他にも応募者が多くて一次、二次と複数の面接がある会社は、一回の面接時間を短く設定していることもあります。
いずれにしても短く済ませるのは面接側の判断なので、こちらがコントロールできるものではありません。
面接が長くなる理由
面接時間が長くなるのは面接者に好感を持ち、より話を聞きたい、深く知りたいと思っているからです。
想定とは違う人材を採用をしないためにも、面接担当はより沢山の判断材料を得ようとします。
もし複数名が採用の当落線上にいた場合、面接での印象が決め手になります。
もっとも、面接時間がただ長ければ良いというものでもありません。
面接者の話が要領を得なくて面接が長くなっているのであれば、あまり良い結果は望めません。
面接時間の長短と合否に因果関係はない
面接時間が長かったから合格、短かったから不合格と思いがちですが、決してそうではありません。
面接担当や会社の思惑も絡んでいるので、気にしても仕方がありません。
会社によっては、合否に関係なく最低30分は面接するルールなだけという場合すらあります。
面接は長さよりも内容が肝要なのです。
個人面接、グループ面接、社長が直接見る面接等々、世の中には様々な面接があります。
ほぼ合格と思っていても、たった一言の失言でひっくり返ることがあるのが面接です。
面接時間を気にするのではなく常に全力で面接に取り組むよう心がけましょう。