スーパーの子供店長
先日、スーパーの販促として「子供店長」が当たっているという話を聞きました。
子供店長を募集して、数時間店内業務を体験してもらうのです。
アナウンスをしたり、レジを打ったり、試食を配ったり。
芸能人の1日○○長というのと同じ感じですが、子供なので数時間で十分だそうです。
1日もやらせたら飽きてしまうとか(笑)
当然珍しいので試食には人だかりができます。
たどたどしいアナウンスも店内に笑顔が湧くでしょうし、お店が活気に満ちている光景が目に浮かびますね。
店長を体験した子供は喜ぶし、子供の家族は総出で応援に来る。
来店しているお客様も楽しい時間を共有する。
そして、子供店長を体験した子供の写真を掲示板に一杯張ることで、さらにこの企画が盛り上がる。
そして最後に、お店の商品券をプレゼントして再来店を促進するというわけです。
面白い企画ですね。
TVCMもただ見ているだけでなく、販促企画のアイディアとして取り入れる。
誰が初めにトライしたのかわかりませんが、発想と実行力に感心しました。
実はこの話、スーパーと取引のある業者が経営に役立つ情報と言うことでスーパー側に紹介していたもの。
ちょうど僕も同席していたので知ったというわけです。
この話を聞いたスーパーの店長が実際に行動に移すかが見ものですね。
こういう企画は旬ものなので、タイミングを逃すと実現しないだろうな。
ちなみに、スーパーの総務部長からは、これに対抗して「爺婆(じじばば)店長」はどうかという案が出ていましたが、何のメリットもないということで却下されていました。
確かにじじばばがとろとろとレジを打っていたら罵声が飛びそうですね(笑)
それはさておき、人気番組、人気CMからアイディアを膨らませることができるということに気づきを得ました。
アンテナを高く持っていたいものです。