世界最古の求人広告
先日、求人広告の質を高める勉強会で、世界最古の求人広告について学びました。
世界最古の求人広告と言われているのは、1900年に、アーネストシャクルトンが南極探検隊員をロンドンの新聞の片隅に出したものだそうです。
探検隊員求む。
至難の旅。
わずかな報酬。
極寒。
暗黒の長い月日。
絶えざる危険。
生還の保証無し。
成功の暁には名誉と賞賛を得る。
当時、この求人広告は15歳の少年を含めた約5000名の応募を集め話題となったそうです。
人が強く動く動機はお金や地位だけではないということですね。
私だったら行っただろうか?
気が小さいから、たぶん行かないな(笑)
この話を聞いて興味が湧いたので、今、
「そして、奇跡は起こった!―シャクルトン隊、全員生還」
を読んでいます。
シャクルトン率いる大英帝国南極横断隊、エンデュアランス号の話です。
南極に向かう途中で遭難し、1年近く漂流した後に、乗組員28名が全員生還したというまさに奇跡のドキュメンタリー。
いやー、壮絶ですね。
アザラシやペンギンがメインディッシュ。
最後には、犬ぞりを引くイヌを食べることにも躊躇しないという極限状態。
読んでいるだけで恐ろしい。
それにしても、全員生還を果たしたシャクルトンのリーダーシップには感動を覚えます。
昨日読んだのは、
何とか到達したエレファント島から助けを呼ぶために、シャクルトンたち6名がボートで1300キロ北東のサウスジョージア島に向かうシーン。
これからがクライマックス。
今晩が楽しみだ!