怒りは恐い
週末にDVDを借りて、リュック・ベッソン脚本の「96時間」という映画を見ました。
ストーリーは簡単に言うと、元CIA捜査官の17歳の一人娘がパリで悪の組織に誘拐され、その娘を取り戻しに行くという内容。
主役のリーアム・ニーソンがめちゃ強く、人身売買組織をぼこぼこにします。
久しぶりのアクション映画だったこともあり、かなり楽しむことが出来ました。
しかし、寝る前にふと、怒りにまかせて悪の組織を皆殺しにしてしまうシーンを見てスカッとしている自分に恐さを感じました。
怒りの逆襲と言うのはともすると美化されがちですが、とても危険です。
このところ、イラッとすることが多かったこともあり、自分の行動に危険信号を感じたのかもしれませんね。
トラブルを起こす前に気づくなんて昔よりは成長しているようです(笑)
イラッとした時ほど、冷静になれる自分でありたいですね。
ともあれ、娘を誘拐されてキレた主人公に感情移入しすぎたようです。
ダイハードで悪人が死んでも何とも思わないのに、こんな感情になるというのは、描写がとてもリアルだったということでしょうか。
さすが、リュック・ベッソンというべきか、それとも単にストレスがたまっていただけなのか(笑)
そんなことを感じた週末でした。