目標設定の大切さ
「趣味は何ですか?」と聞かれると、最近は、テニスとマラソンと答えるのですが、最近、このマラソンへの意欲が落ち気味です。
昨年の11月につくばマラソンを走って以来、どうも走る意欲が湧かないのです。
その原因を考えてみました。
すると、単純に「目標」を失っているんだなということに気付きました。
その背景をつらつらと書いてみます。
マラソンを始めてから約3年ですが、走るごとにタイムを伸ばしてきました。
昨年の3月の佐倉マラソンで、サブフォーを達成し、マラソンが本当に楽しかった。
おそらく僕が感じていた楽しさは、日ごろの努力がタイムとして結果に出ることだったのだと思います。
しかし、そのタイムの伸びが限界に。
週に1回のランニングでは、タイムがもう伸びないのです。
そんなことで、つくばマラソンがつらかった。
30キロくらいから思ったようにペースが上がらない。
でも、サブフォーを達成した自分としては、変なプライドがあり、4時間を超えるわけにはいかない。
残りの3キロは時計を見ながら、ゴール時間を何度も計算し、動かない足を引きずりながら、3時間58分でゴール。
4時間は切ったものの、佐倉より約2分タイムが落ちました。
タイムが落ちたのは3年間で初めてということでかなりショックだったんですね。
非常に情けない話ですが、このマラソンの後、目標がなかなか見つけられないわけです。
これまではサブフォーという明確な目標があったのですが、次が設定できないんですね。
3時間45分を切るといっても何か中途半端。
しかも、今から10分のタイムを上げるためには、かなり本格的に走りこまないといけない。
その覚悟が決まらない。
しかも、4月に申し込んでいた霞ヶ浦マラソンに仕事がかぶり、出られなくなってしまった。
ということで、今春はフルマラソンの予定がない。
と、なんか愚痴のようですが、「明確な目標を持つ」ということがいかに大事なのかを今感じています。
それにしても、スポーツ選手って本当にすごいですね。
自分の限界に到達した後に、いくら練習してもタイムが伸びない中で、気持ちを維持し、努力し続けるのですから。
仕事でも経営でも同じですが、明確な目標を設定することが成長のカギ。
改めて目標設定を見直そうと感じました。
目標、ゴールが見えていないとなかなか頑張れないものです。
そんなことを感じさせてもらえるのもマラソンの魅力ですね。
今走ることから逃げてしまっていますが、経営では逃げるわけにはいきませんからね(笑)
そう考えると大したことではないのですが、自分の心の状態を知るいい機会です。
気負わず、確実に次の一歩を踏み出すとしますか。
こんなことを書いていたら、なんか走りたくなってきました(笑)