良い必死 と 悪い必死
こんにちは。
千葉キャリ reireiです。
さて、私たち千葉キャリは県内の中小企業の採用支援として、求人サイトを運営していますが、弊社自身の募集もこの媒体や自社HPで行います。
弊社の営業関連職は基本的には通年採用で、「いいなぁ」と思う人がいたら面接、というスタイルです。
どうしても面接にかける時間が取れないという時は掲載を停止していますので、求人サイトまたはHPでご確認いただき、こちらに掲載がある時は受付中なんですね。
そんな募集を始めて、早5年。
数100名の方にご応募をいただいてきました。
応募者のデータを拝見する時、重要視するのが経験や自己PR。
それぞれの思いや入社した際のメリットを書いて来て下さる方が多いのですが、中には「必死」さが伝わる応募があります。
数々の「必死な」思いが詰まった応募を見てきましたが、その中には二種類の「必死」があるなぁと思っています。
まず一つ目、
自分の分析や、弊社の分析がしてあって、自分に合うのはこの企業だと思うから、どうしても面接を受けたい!というような弊社への入社に対する強い思いが伝わってくる「必死」。
その先の成長を感じさせるような「必死」は、企業にとってとても心地よい。
この必死を感じると、その分析が多少違っていても「会ってみたいなぁ」と思わせられることが少なくありません。
これは「良い必死」かな、と思います。
これに対して、
「とにかくすぐに働きたいんです」とか、「御社の仕事ならできると思うから」、「仕事がなくて困っているので」というような自分の都合が理由で、なぜその企業に応募したのか、思いが伝わらない必死があります。
どこでもいいから働きたい=貴社じゃなくてもいい、、、というような必死さはマイナス。
この必死さを感じると、もうそれだけでダメ、という企業は多いと思います。
つまり「悪い必死」かな。
「悪い必死」の一番悪いところは、
入社がゴール
と感じさせてしまっていること。
ほとんどの企業が、入社後には早く仕事を覚えて、成長して欲しいと考えています。
でも 入社がゴール と感じてしまうと、
企業はこう考えるでしょう。
入社後、会社と共に成長するための努力はしないのではないか?
またはそんな努力、そもそもする気がないのではないか?
厳しかったら辞めてしまうかもしれないし
辞めてしまったら、また採用活動をしなければいけないので余計なお金がかかる
不安を感じさせる原因ですよね。
で、
そんなリスクがあるのなら、この人に面接する必要はないかな。
となってしまいます。
うちのような小さな会社なら、なおさら不安倍増です。
気付かぬうちに、悪い必死をアピールしていませんか?
御心あたりのある方は是非見直してみてくださいね。
千葉キャリでは「良い必死」なご応募、お待ちしていまーす。