高橋尚子杯ぎふ清流マラソン
週末に「高橋尚子杯 第一回ぎふ清流マラソン」に参加してきました。
ハーフマラソンだったのですが、長良川沿いを多くの方の声援を受けながら走ることができ、とても満足のいくマラソン大会でした。
ですが、運営面ではいくつも課題を残していました。
千葉キャリでも就職イベントなどをこれまでに行ってきましたが、第一回というのはやはり大変。
参加する人の目線で様々な仮説を立てなければなりません。
今回のマラソン大会では、そんな参加者目線、特に遠方から参加するランナー目線で考えると抜けていることが一杯ありました。
その点では少し残念だったかな。
参加者目線が一番欠けていると感じたのは、大きなイベントにも関わらず、宿泊施設が全く協力的でなかったこと。
一緒に参加したキムトモさんは、さくらんぼマラソンや那覇マラソンなど地方のマラソンに何度も参加しています。
キムトモさんが言うには、通常の地方大会では、宿泊施設が協力的でチェックアウトした後に、ランナー向けに着替えるための部屋を貸してくれるし、お風呂も使わせてくれると。
町が一丸となって大会を盛り上げているのです。
しかし、今回、どこのホテルもシャワー利用NG。
「通常の宿泊料金をいただきます」とのこと。
誰がシャワー浴びるのに5000円も払うのだろうか。。。
散々歩き回った挙句、さびれたサウナを見つけ、何とかシャワーを浴びることができましたが、今一つ後味は良くありませんでした。
レース後は早々に千葉に戻りたいわけだから、サウナでゆったりというわけにもいきません。
20分程度シャワーを浴びるのに1800円は高かったなあ。
この辺に、岐阜全体が盛り上がっている感じがしなかった要因があるように思います。
レース後に入ったうどん屋の主人が言っていました。
岐阜で生まれ育ったけど、岐阜人には企画下手なところがある。
今回のイベントも県をあげて、みんなで協力すればいいのに。
気配りが足りないし、商売も下手なんだよねえ。
と結構辛口。
弟さんが実行委員か何かに入っているらしいのですが、「シャワーの件は伝えておく」と僕ら以上に怒っていました(笑)
商売の面から考えれば、ホテルも宿もシャワーを開放して、1000円でも取れば、大きな収益になるのに。
数千人が地方から来ているわけだから。
と、愚痴半分、イベント運営の難しさを感じ、同情もします。
来年も開催されたらきっと行きます。
第二回はもっといい回になるはずです。
ゴールではQちゃんとハイタッチもできたし、チャリティーということで健康に走れることのありがたさも改めて感じる温かみのある大会だったように思います。
タイムは1時間44分とまずまずでした。
マラソンは別にして、岐阜という町は面白かった。
何といっても、岐阜城には感動。
どうやって攻めるんだと思うような山の頂上に堂々と建っていました。
(iphoneで撮ったのでほとんど見えませんが)
また、街中には昭和の匂いが残るお店や看板が一杯。
前日に飲みに立ち寄った居酒屋も写真の通り、超レトロでした。
何だ、ニュータマミヤって?(笑)
「長良川」という日本酒がおいしくて、大会前日は2時まで飲んでしまいました。。。
そして、何より一番感心したのは、レンタサイクルが整備されていること。
何と1日100円です。
これにはほんとに助かりました。
岐阜城にも行けたし、鵜飼いも見れたし、市街地も散策できたし。
レンタサイクルの整備は観光スポットのある町おこしにはとても大事かもしれませんね。