やらされ感からの脱却
先日、千葉キャリ主催のリーダーシップセミナーに参加いただいた企業様を訪問し、
情報交換してきました。
情報交換してきました。
社員約20名のメーカーなのですが、社長の話がとても参考になりました。
同社のここ数年の社員教育のポリシーは「やらされ感からの脱却」。
これまでに社員教育を口うるさく唱え、研修への参加なども促したけど、
結局はやらされ仕事でほとんど効果がなかったそうです。
そこで、意識改革だけに焦点を当て、研修参加などを具体的に指示するのは
辞めたそうなのですが、ここ最近少しずつ意識が変わってきた様子で、
取引先の勉強会や講演会に参加してみたいという意思表示が出てくるようになったと。
辞めたそうなのですが、ここ最近少しずつ意識が変わってきた様子で、
取引先の勉強会や講演会に参加してみたいという意思表示が出てくるようになったと。
そして、今回のセミナーはDMをみたリーダー2名が
自ら行きたいと志願してきたので、参加させたとの話でした。
自ら行きたいと志願してきたので、参加させたとの話でした。
これは非常にうれしい話ですね。
しかも、セミナー参加後のレポートでは、
「内容が非常に良かったので、その講師が行う内定者研修に内定者を参加させたい」
と、社長に提案。
社長は初め反対したそうですが、提案に本気度を感じたので、
いいチャンスだと思って了承したようです。
いいチャンスだと思って了承したようです。
内定者研修受注の背景を知り、非常にモチベーションがあがりました。
実は、無料セミナーの休憩時間にこの一人のリーダーと話したのですが、数年前から
採用を始めた新卒が少しずつ辞めていっているようで、その責任を感じている様子でした。
「必死になって新卒教育に関わって、いざこれからという手前で辞めてしまうのは本当に寂しい。力不足を感じるし、このままの環境ではまずい!」
と話していたのを思い出します。
と話していたのを思い出します。
社長には言いませんでしたが、「社長は何も対策を考えてくれないので困る!」
とも話していました(笑)
新卒の定着率を上げるための対策を現場のリーダーが企画立案し、実行に移す。
自ら役割を認識し、行動し始めた時、人は大きく成長します。
会社の幹部的な役割を担い、成長しているそのリーダーを見て、嬉しく思いました。
社長の思いがしっかり伝わっているんですね。
ひょっとして
「社長は口だけで何もやらないじゃないか!」という危機感の方が大きかったりして(笑)
社長が動かない。
それも社員成長の一つの要因ですね。