白鵬関
つい最近、記者会見を行わなかった件で評価が高まった(?←私は惚れました)白鵬関ですが、
人格的にもとても優れた方で、私が購読している「到知」にもよく登場します。
7月号の特集で柔道の山下さんとの対談が載っていましたが、
その中で「心の持ち方」の話をしていました。
「心技体」のうち「心」が一番大事で、心の持ち方がその人の成長を決めると。
二人が共通して大事にしているのが、「素直な心」のようです。
傲慢さがあったり、ちょっとした成功で満足してしまったら、学ぶ機会を
自ら失い、人間的に成長が止まってしまう。
素直さと謙虚さを人生の基本姿勢とすることが大切と話していました。
白鵬関が十両になって関取になるまでの3年間心がけていたのは
「稽古は本場所のごとく、本場所は稽古のごとく」ということと
「なるべく人を怒らせないようにしよう、なるべく人を立てよう」
ということだったそうです。
この気持ちが勝負に生きたとのことで、本当に謙虚ですね。
最近、成長が鈍化しているなあと感じている自分にはとても響く内容でした。
ということで「到知」お勧めです。
昨日のワールドカップもそうですが、スポーツの世界から学ぶものはたくさんありますね。
常に真剣勝負で、評価され続ける世界で生きている人たちだから、
インタビューでも含蓄のある言葉が多いもの。
昨日は一人居酒屋で選手の敗戦の弁を聞きながら、色々と考えさせられていました。
とはいえ、赤ワインとレバ焼きがおいしくて途中から何を考えていたか思い出せませんが(笑)