アンガー・マネジメント
アンガー・マネジメント―アメリカ・エグゼクティブの間で爆発的に普及! イライラ、ムカムカを一瞬で変える技
できるビジネスマンは、イライラやムカムカに振り回されないということで、週末に買って読んでみました。
僕はどちらかというと怒りの感情が強い方なので、何かと損をします。
部下と話している時に、ついついイライラ感を出してしまうことがありますし、家庭でもイライラから衝突し、大きなケンカになってしまうことがあります。
どうしたらイライラ感がおさまるかと「イララック」とかいう薬を飲んでみたこともありますが、今一つ利かず(笑)、僕の大きな課題となっていました。
この本は結構ためになりました。
(といっても、ためになるかどうかはこれからの行動次第ですが。)
内容を簡単に説明すると、大きく2つにわかれています。
怒りのメカニズムの解説と怒らない仕組み作りの具体的な方法。
怒りの原因は簡単に言うと、コアビリーフ。判断基準です。
周りの人と認識がずれ、自分の判断基準であるコアビリーフが相手に受け入れられない時に怒りが生じるのです。
コアビリーフをいくつかあげてみると、たとえば、「男とはこうあるべきだ」とか「真面目な人間は損をしてはいけない」、もっと簡単なものだと「コーヒーには砂糖をいれるべきではない」というものなど。
「男はこうあるべきだ」と思っている人は、あるべき姿でない男性を見ると、イラッとなるんですね。
コアビリーフが強ければ、それだけ怒りにつながりやすくなります。
こんな風に怒りのメカニズムを解説してくれると同時に、その解決法や対策についてもいくつか説明してくれています。
その対策の一つが、アンガーログ。
怒りを紙に書いて記録するのです。
それによって、怒りを鎮めると同時に、怒らない仕組みを作っていくのです。
まさに文字通り、マネジメントをするのですね。
そのほかにも、怒りが行動に直結しないための対策がいくつか。
さっそく試してみようと思います。
興味のある方はぜひ、読んでみてください。