吉越式会議 (著)吉越 浩一郎
吉越式会議
吉越 浩一郎
会議の質を上げようと思い読んでみました。
当社で実践するにはハードルがいくつもあるなあ。
吉越さんはものすごくロジカルに考える人ですね。
すぐにやるべきだなあと思ったのは、マニュアルの作成。
マニュアル化しても現場で使えないものっていっぱいありますが、マニュアルとして徹底的に共有しておくべきこともいっぱいあります。
ちょうど昨日、当社で行っている「先輩力養成講座」の復習を社内でしていたのですが、先輩が後輩に業務を教えるにあたって、その業務の目的やポイントがしっかり共有されていないことに気付きました。
これでは、教わる人によって、その業務のとらえ方が変わってしまいます。
細かい手法は違えども、何のためにその業務を行うのかという「目的」は全員が共通認識として持つべきです。そんなことを改めて考えさせられました。
ということで、さっそく営業ステップのマニュアル化を始めました。
後、この本で印象に残った点をいくつか。
「報連相」をいつまでもやっていたら人は育たない
これは痛い言葉でした。
「OJT段階にある新入社員ならいざ知らず、そうでないなら百害あって一利なし」だと言いきっています。
指示待ち人間ではなく、自ら考え動く社員を作る。
まだまだできていないなあ。
褒めなくていい場面で褒めることを意識するのはばかげている
会議運営は叱咤が基本、賛辞はほとんどないといいます。
褒めることで部下に仕事をしてもらうのではなく、背中でリードしろと。
これは、僕が意識していたことと逆ですね。
「褒めて伸ばす」ということを意識していたので、これも厳しい言葉でした。
でも、とりあえず僕はもう少し誉める褒める会議を目指してみよう。