悔しさ
先週、千葉キャリとエイムコンサルツ主催の営業研修を行いました。
そこに、営業経験1か月の若手社員(社会人経験は3年)が参加していました。
研修の中でロールプレイがあるのですが、彼も実際の営業場面を想定したロールプレイを実施。
参加している別のメンバーから様々なアドバイスをもらいました。
これが意外に厳しいものでした。
・お客様と会話が重なる部分が数回あったので気をつけた方がよい
・関心を失ったお客様にしつこく話をすることで、お客様が怒ってしまうかと思った
・お客様の顔を見て話していない
などなど。
本人は、営業経験がまだ浅いため、自分自身でもきちんとできるとは思っていなかったようです。
それでも、これまでのサービス業での経験を活かし、そこそこはできるかもしれないと言う期待はあったはず。
予想以上に厳しい指摘を受け、悔し涙を浮かべていました。
講師からここで「この悔しさを忘れないでほしい!」というアドバイスがありました。
悔しさがなければ、営業として大きくは成長しません。
彼の悔しそうな表情を見て、他の参加者も成長のために必要な原点を思い出していたようでした。
話は変わりますが、昨日の福岡国際マラソン。
期待の今井選手は不本意な結果に終わり悔し涙を見せていました。
今日の新聞に載っていましたが、日本陸連の理事は、「久々にマラソンで負けて泣いた選手を見た」と少しうれしそうだったといいます。
悔しさは本人だけでなく、指導者やそこに関わる人間の心にも火をつけます。
先週の研修の風景と大きくかぶりました。
こんな選手や営業マンに大きく伸びてもらいたいなあと思います。